「あのなぁ、流音(るい)。 蒼伊さんに近づけるわけないだろ? あんな美しいもの壊したくないさ。 見てるだけで満足なんだよ」 飛翼は再び夢の中へ行ってしまった。 こういう男子はざらにいた。 男子はそれで盛り上がり 女子はそれが気に入らなかった。