「蒼伊に殺されるなら本望かもな」 「流音くん大丈夫? この子になんかされたの?」 「根拠のないことばかり広めると バチが当たるぞ」 「はっ。なにが」 「香木原さん。ちょっと…」 二人の口論の真っ最中 教室に入ってきたのは担任だった。 すると 香木原の顔はどんどん青ざめていった。 香木原がいなくなった教室は やけに静かだ。