「大体、この学校も… 「馬鹿はお前だろう」」 「なっ、なによ!」 「授業ちゃんと聞いていたか お前らの肉を食べた先祖は 食料を奪われ 住む土地もなく 少しでも生きるために 死んだ奴の肉を食べたんだ。 それをさせたのはお前らだろう。 それともなんだ。 自分たちさえ生きていれば 他の者はどうでもいいのか。 罪はどちらにある」 蒼伊の言い分に 少し戸惑いを見せる香木原。 「あなたね 頭いいように言うけど この前のテストも どうせカンニングでしょ? なんで先生は気づかないのかなー」