銀髪少女の就寝時間は6時半



「二人とも

一人の女を助けようとして

この遅さはアウトなんじゃない?」



「いや、俺は…」



助けようなんて

思ってはなかったんだけどな。


ただ、身体が動いてただけ。



「てか、萩。

蒼伊さんを虐めてねーだろうな」



「馬鹿なこと言ってんじゃないよ。

私が虐めんのは

上ノ谷だけだから安心しろ」



「こ、このっ」



この二人はいつもこの調子。


仲がいいのか悪いのか。