銀髪少女の就寝時間は6時半



その声は私のものではなかった。


低音で優しい声。


女子たちの顔が青ざめていく。


そして奥から出てきたのは

金髪の女子…



「は、萩野さん…」



「安眠妨害。どうしてくれんの」



鋭い目から軽く殺意が伝る。



「真弥、やばいよ。行こっ」



「う、うん」



逃げるようにして出ていった女子と


取り残された私。