私が想像していたお化け屋敷とは、違っていた。


そこには、私が避けてきた過去がたくさんあった。

過去、過去、過去過去過去過去過去過去過去過去過去過去過去!

利奈「やぁーめてぇーーー」

利奈「それ以上過去を見せないで!」

カラン

美咲「なら、やめる?」

美咲「ふふふ!やめてもいのよ?」

美咲「あなたが死ねる覚悟があるならね♡」

利奈「は?な、な、なにいってんの?あんた、」

美咲「そのとおりよ!ここはね、過去に迷子になった人がくるところ。」

利奈「私は、迷子?」

美咲「ふふふ♪ここから出たければあなたの過去としっかり見つめなさい。」

利奈「頭おかしいんじゃ?第一どうするのよ?」

もう、そこに美咲は、いなかった。