「親不孝……でごめんね………」

私は、お母さん達に言う。

「そんな事、ないから!」

お母さんが泣きながら言う。

ガラッ!

ドアがあいた。

そこには、息切れした彼がいた。

どうしているんだろう。

でも、聴く体力がない。