「なんでだよ。」



むっとした尚ににこりと笑うと、私は尚の首に手を回して引き寄せた。



「今日はキスして抱きしめて。」



…なんてったって、疲れてるから。

今日美味しくいただかれたら明日立てる気がしない。



「凛ーー、やばい、やっとすぎて俺泣きそう。」



「はぁ??」




「好き、まじで好き、凛。」




…そんなに言われると照れる。




さすがの私も照れる。