幼馴染のバカな嘘。



「今日も明らかに横井から狙われてるの丸わかりなのに、凛だけは気づいてなかっただろ。


…だから待ってた。


前の彼女なんて半年くらい前に別れてるし。
…ただ、嫉妬させたくて色々嘘ついてたけど。」



「…あんた、ばかじゃないの?」



…私の嫉妬、返せ。



「茶髪ギャルと付き合ってたのも、凛に嫉妬させるため。
…じゃなきゃあんなのと並んで歩かない。

…結局最初の女としかヤってないし。」


「そんな、最低。」


「最低でもいい。
…凛さえ、俺のものになってくれるなら。」



真剣な尚が、私の目にこびりついて離れない。


信じてしまって、いいのかな。