「こら、そんなもん見るなおばさんに怒られる。」 「ちゃんとみてないよ。 どんな子が好みなのかな、と思って。」 言いながらも、焦りっぷりに笑いが止まらない私はそっと目尻の涙を拭った。 「ちゃんと隠しとかなきゃ。 …して、いつの間に黒髪美女派になったの?」 すごい勢いで本を奪われた私は笑い疲れてベッドに倒れこんだ。 こんなに焦った尚ははじめてみたと言っても過言じゃない。