幼馴染のバカな嘘。




「今日、日直だよね。


…議会に、副室長がお休みだから、できればかわりに出て欲しいんだけど。」



…正直言って面倒くさい。
別に王子フェイスにやられたりもしないし興味もない。



が。



「いいじゃん、凛。
…面白いことになりそうだし、行きなよ!」



「えぇ!…面白いってなんのはなし」



議会に面白いもクソもない。



「ありがとう、ごめんね。」



なにを勘違いしたか横井君は嬉しそうに去っていった。



「私、行くなんて一言もいってないんですけど!!」