なんで私が遥に嫌われているのかは…わからない。




嫌いなら、嫌いではっきり言ってほしい。




「着いた~!」




丘に着くとみんな座りはじめた。




遥が座って、隣に瑠璃が座る。




「智尋!こっちに座って!」




「うん。」




私は瑠璃の隣に座る。




瑠璃は本当に遥のことが好きなんだね。




「あ!今流れたよ!」




瑠璃の声が合図かのように、流れ星が次々に流れていく。




「…綺麗だなぁ。」