1 2 3 4 5 … 6! 今日も居た。 紺字のズボンに長袖のYシャツを肘まで折って、大きなリュックを背負った… 私の好きな人。 彼との出会いは高校1年生の春だった。 桜の花も散り行くなか、彼は一輪の桜の花をクルクル指で回しながら、 ホームで電車を待っていた。 桜を見る目はとても優しくて、 そんな彼に私は一目惚れをした。 遠くから見ているだけでもいい。 私はそれだけで幸せなの。