幸せを、君に。



すると、憲吾が

「…あんなとこに帰るの?」

と言って天野を引き止めた。


「…」


天野はなにも言わない。


憲吾は天野を座らせて、なにやら小声で囁いていた。


しばらくしてから、

「なんかあったらまた連絡してよ。」

と言って、今度は憲吾が立ち上がる。


「俺用事あるからこれで帰るわ。

あとは…
よろしく!」