そこまで強く拒むことも出来ない自分が嫌だ。
渋々あたしのお弁当箱の二倍はあるそれを持って、一度自分の家に帰って制服に着替えてから学校へ向かう。
丁度昼休憩と被りそうな時間帯。
部員に渡してさっさと帰ろう。
体育館の方へ直接向かえば、うちの高校ではない制服の男子がちらほら見えた。もう始まってるわけじゃないよね?
外から体育館の中を見ると、一番に目が合ったのは南雲さんだった。
怪訝そうな顔をしているのに作り笑いを返して、哲のお弁当箱を強く持つ。
南雲さんも女子の集団と一緒にお弁当を食べている。やはり丁度お昼休憩みたい。



