夏に向かう空は開けている。
「てっちゃん戻ってきてー」
「面倒くさい。本当に女子ってわかんね」
「そんな面倒くさい女子を好きになったり欲情したりすんのが健全な男子だから」
「中学の時も部活内でそういうことあって、マネージャーじゃなくて女バスの方だけど」
嫌な記憶が蘇る。
敬司が興味の湧いた顔をする。そこで止めようと思ったけど、話さないとしつこく聞いてきそうなので先に話す。
「丁度部長の好きな女子だったらしく、あと結と同じ家に住んでるって知られてから、バッシュ隠されたりした。急に終わったけど」
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