「間違ってますよ」 断言する。しないといけない。 あたしくらいはあたしを許して生きていっても良いでしょう? 「砂藤さんて面白いよね」 「初めて言われました」 「みんな砂藤さんの魅力分かってないなあ」 先輩って、と鉛筆を止めて続ける。 「あたしのこと好きなんですか?」 聞いて後悔した。おおお、と思わず頭を抱えてしまった。 どうしてこんな自信過剰な言葉が口から出たのだろう。 死ねあたし! くつくつと笑う声が聞こえて見ると、先輩が楽しそうに笑っている。