こっちは昼飯抜きで空腹で神経が過敏になり始めているというのに。 「結、起きろ」 「うーん…マスタードは粒で…」 「粒のマスタードなんて食べたことねえよ」 腕を引くと、ぼんやりとした視線が定まってくる。パッとかかっている時計を見ると、ショックを受けた顔になる。 次はなんだよ、とそれを見た。 「日曜日の半分を眠って過ごしてしまった…」 「夕飯食いに行こ。腹減って辛い」 怪訝な視線が向く。 「家帰れば? 哲ママが用意してるよ」