夫婦みたいだ、なんて思ってしまった。むず痒い。
敬司のこと、あーだこーだ言えないかもしれない。
俺もキショい。
皿洗いするのを何となく手伝ってみた。
怪訝な顔をされたけれど、何も言わない結の隣に立つ。小学生の頃は俺の方が小さかったのに、疾うに越している。
「本当に、南雲さんと何かあったの?」
……だから、さっきからどうして南雲が出てくるのか。
答えずに溜息を吐くと、結が取り繕うように言葉を紡いだ。
「関係ないのは分かってるんだけど、何か最近、哲変だから。あたしで良ければ聞くくらいなら出来るから」



