憂鬱な月曜日。

あたしは、夏原くんを放課後呼び出した。

あともう少ししたら、来るんだ。

あたしたちの終わりが。

いや、始まってもなかったんだ。

「わり、遅れた。」

あぁ。

あたしの大好きな人の声。

「ううん。」