「お前、何してんだよ。」

聞いたことがないくらい低い声。

「あむが、倒れて」

「そーじゃねぇよ。椎ちゃんに連絡したのか?」

そーいえばしていなかった。

「さすがにまってねぇだろ。」

ダンッ

要が壁を叩く。

「待ってるよ。椎ちゃんは。」

これは、本気で怒ってる。