「あたしね、もう辞めるの。」 「椎っ」 「夏原くんを…諦める。」 自分で決めたこのなのに、 涙が全然止まってくれない。 それでも王子様はあたしを強く抱きしめて ずっとそばについててくれた。 ようやく泣き止んだあたしを、 いつもの優しい笑顔で撫でてくれる。 「誕生日。おめでとう。」 と言ってあたしに小さなかわいいラッピングのしてある袋をくれた。