「好きなんでしょ?!

きっと、野口くんも勘違いして…





ーーーーーー雪美っ?!」






華の話を聞き終わる前に


あたしは

屋上を飛び出してた





屋上から続く階段を


夢中で駆け下りて




彼の教室へ走った