玲咲が去っていってから間もなく三人の男たちがやって来た。 「またか…」 髪を高い位置でくくっている顔の整った男が眉間にしわをよせていた。 「土方さん、どうしました?」 「副長、どうかなさいましたか?」 「ああ…、総司と斉藤か…。 また例の不貞浪士斬りだ」 一人の男…土方歳三はため息をついた。 「またですか…。まぁ、いいんですけど ね。僕たちの手間が省けるし…。 それより、その人どのくらい強いのです かね?戦って見たくなりました♪」 黒い笑みを浮かべながら沖田総司が言った。