「……さあ、どうなんだろうね。私は知らないわ」
「本当に?」
美奈子が私の顔をジッと覗きこむ。何かを確かめるような美奈子の視線にたじろいだ。
「三谷さんと上村くんって、結構仲良かったでしょう?」
「え、なんで?」
私と上村がオフィス内で仕事以外の話をすることなんてなかったはずだ。いつも上村が私にちょっかいをかけてくるのも、給湯室とかが多かったし、二人で話しているところを誰かに見られた覚えもない。
「まあ、なんとなくですけど。三谷さん知らないなら別にいいです。資料の件、ありがとうございました。じゃ」
そう言ってあっさりと美奈子は去って行く。スタスタと廊下を歩いて行く美奈子を半ば放心して見送った。何なんだろう、あれ。
自分のデスクに引き返そうとして、あることを思い出した。
そういえば、上村、どこに行ったんだろう? ホワイトボードの上村の欄に外出の文字はない。
「本当に?」
美奈子が私の顔をジッと覗きこむ。何かを確かめるような美奈子の視線にたじろいだ。
「三谷さんと上村くんって、結構仲良かったでしょう?」
「え、なんで?」
私と上村がオフィス内で仕事以外の話をすることなんてなかったはずだ。いつも上村が私にちょっかいをかけてくるのも、給湯室とかが多かったし、二人で話しているところを誰かに見られた覚えもない。
「まあ、なんとなくですけど。三谷さん知らないなら別にいいです。資料の件、ありがとうございました。じゃ」
そう言ってあっさりと美奈子は去って行く。スタスタと廊下を歩いて行く美奈子を半ば放心して見送った。何なんだろう、あれ。
自分のデスクに引き返そうとして、あることを思い出した。
そういえば、上村、どこに行ったんだろう? ホワイトボードの上村の欄に外出の文字はない。


