「上村くんと――、あれはコンサルの麻倉さん?」
本当だ。今まさに、店の入り口に立って客席への案内を待っているのは上村と麻倉さんだった。
……嫌だ。どうしてあの二人が?
岩井田さんと一緒にいるところを上村に見られたくなくて、私は咄嗟に入り口から背を向けた。
「三谷さん、どうかされ――」
「こんにちは、岩井田さんに三谷先輩。今日は、デートですか?」
どうやら、遅かったらしい。私たちがいることに気がついた上村と麻倉さんが、案内の人を待たずに私たちのテーブルまでやって来た。
「やあ、上村くんに麻倉さんまで。君たちはこれから食事?」
「先に映画を観てきたんで、遅くなってしまったんです。三谷さん、こんにちは」
「こんにちは」
声をかけてくれた麻倉さんに、無理やりに笑顔を作った。……私はちゃんと笑えてるだろうか。
本当だ。今まさに、店の入り口に立って客席への案内を待っているのは上村と麻倉さんだった。
……嫌だ。どうしてあの二人が?
岩井田さんと一緒にいるところを上村に見られたくなくて、私は咄嗟に入り口から背を向けた。
「三谷さん、どうかされ――」
「こんにちは、岩井田さんに三谷先輩。今日は、デートですか?」
どうやら、遅かったらしい。私たちがいることに気がついた上村と麻倉さんが、案内の人を待たずに私たちのテーブルまでやって来た。
「やあ、上村くんに麻倉さんまで。君たちはこれから食事?」
「先に映画を観てきたんで、遅くなってしまったんです。三谷さん、こんにちは」
「こんにちは」
声をかけてくれた麻倉さんに、無理やりに笑顔を作った。……私はちゃんと笑えてるだろうか。


