「上村くんの?」
間違いない、彼女は先日会社で上村と一緒にいたあの女性だ。
彼女が上村の叔母? それにしては、上村ともそんなに年が離れてないように見える。
「三谷です」
何が何だかわからないまま、とりあえず私も名前を名乗った。きょとんとしている私に、土井さんは笑いかける。
「驚かせてごめんなさい。実は一度、この病院であなたと達哉が一緒にいるところを見かけたことがあるの。それで、その時にピンと来て……」
私と上村が一緒に病院に来たのは、母が危篤状態に陥ったあの夜の一度きりだ。それをたまたま見かけるなんて……。
それに『ピンと来た』だなんて、ひょっとして土井さんは私と上村のこと、勘違いしてるの?
「土井さん、違うんです。あの日はですね……」
間違いない、彼女は先日会社で上村と一緒にいたあの女性だ。
彼女が上村の叔母? それにしては、上村ともそんなに年が離れてないように見える。
「三谷です」
何が何だかわからないまま、とりあえず私も名前を名乗った。きょとんとしている私に、土井さんは笑いかける。
「驚かせてごめんなさい。実は一度、この病院であなたと達哉が一緒にいるところを見かけたことがあるの。それで、その時にピンと来て……」
私と上村が一緒に病院に来たのは、母が危篤状態に陥ったあの夜の一度きりだ。それをたまたま見かけるなんて……。
それに『ピンと来た』だなんて、ひょっとして土井さんは私と上村のこと、勘違いしてるの?
「土井さん、違うんです。あの日はですね……」


