☆☆☆




次の日。

俺は通学途中、大きく欠伸をした。



「寝不足ですか?」

「ん・・・まあね」



結局、昨日帰れたのは、夜12時過ぎ。

もう次の日になっていた。



さすがに両親は寝ていたから、ご飯はコンビニで買ったおにぎり。

食べて寝て、すぐに起きるような感じ。



「倒れたりしないでくださいね」

「ん、大丈夫だよ。ヒヨコがいるしね」



俺は不意打ちでヒヨコにキスをした。




「私で良ければ、先パイを癒します」

「ヒヨコはいるだけで俺の癒しだよ」

「せんぱ・・・」

「リクって呼んで、ヒヨコ」

「リク、愛しています」

「俺もだよ・・・ヒヨコ」



再びキスを交わす。

今度は、

濃い方を。