「冬也くーん!早くしないと遅刻しちゃうよー!」 「あ、はーい。今いきまーす!」 ーー時刻AM8:10。 やっべ遅刻しちまう。 ドタドタと支度をした俺は、リビングへ下りていく。 俺がこの家に来てから五年が経つ。 家族のみんなには敬語が抜けないけれど、それなりに馴染めて楽しい日々を送っていた。