ーーーーーーー
初めて出会ったのは、小学校三年生の時。
小さな頃から一緒にいた仲間と離れた俺は、少し不貞腐れながら、彼女に会った。
「冬也くん。これがあなたの姉になる実子よ。」
新しく住む家の門の前。
お母さんがそう言って、彼女を俺の前まで行かせる。
余計なことしなくていいよ。
新しい親になるお母さんとお父さんには何度か面会をしていたから、別に緊張はしていなかったけど、この人に会うのは初めてだ。
「よろしく。冬也くん。」
「・・よろしくお願いします。」
ニコニコと笑う彼女は、ふんわりしたお母さんと優しいお父さんの良いところだけを持って生まれたみたいだ。
綺麗な肌に、ピンク色の唇。薄い茶色の髪の毛がふんわりとカールしていて、欧米のお嬢様の様。


