「なんか、ぴったりのお名前だねー。」 響くんがニコニコしながら大地に言う。 確かに大地っていう壮大さが、本人には似合う。 「そうか?」 理人くんに髪の毛をグシャグシャにされている大地。 そんな大地も綺麗。女のあたしより色気っていうか、秀麗さがある。 「みんなのお名前、似てるね。」 ーーやっぱり、そこには気付くんだ。 響くんの何気ないひとこと。 あたしたち五人に会う人々は少なからず疑問に思うこと。 あたしたちの名前、波瑠、奈津、明希、冬也そして大地。