「どうしよう真広!! 今日話した先輩からメールだ!!」




私は真広の袖をがっちり掴む。




「おおおおお落ち着け! 取り敢えず返信だ返信!」




なんでか真広もオロオロし出した。




「で、でもなんて?」




「そのままのことで良いよ! 」




「わわわかった。えっと、"こんばんわ、幼馴染みと弟と夕飯食べてました"と」




指を震えさせながら送信ボタンを押す。




「どどうしよう! 返信しちゃったよぉ」




「お前が男とメールだなんて」




真広は心底驚いている様子。