テスト返し当日
｢最初はー浅野ー｣
浅野くんって人が前に出る
｢次の卯月もでてこーい｣
卯月ｳﾂﾞｷさんも出ていく
そしてだんだん流れていって…
｢黒崎もでてこーい｣
日向くんの番です!!
日向くんはどうだったのかな？
でもやっぱり百点あるよね～…
そしてとうとう順番がまわってきて…
｢次ー白木ー｣
｢はい!!｣
あああ!!どうしよう!!
張り切ってはいとか言っちゃったよ～…
先生の前に行って感想を求めると…
｢おい皆聞けー｣
ｻﾞﾜｻﾞﾜ
｢今回!!…｣
なんだろう…
まさゼロ点とか？
｢……百点があるぞ!!｣
うおおおおお
スゲーーーー
そんな声が後ろから聞こえてくる
ホント？！やったぁ!!
｢先生!!ありがとうございます!!｣
｢ああ。よく頑張ったな!!｣
くるっとまわってー
大きな声でー!
｢日向くん日向くん!!百点とったよ!!｣
またしてもｻﾞﾜｻﾞﾜ
｢え？！あいつらできてんの？！｣
｢えー!!美玲はわかるけど…黒崎は…ね…｣
｢クッソ黒崎……あいつ許さん…ｷﾞﾛｯ｣
｢美玲はあんたなんかに釣り合わないわ…ｷﾞﾛｯ｣
｢｢｢｢｢あの黒渕真面目野郎め……ｷﾞﾛｯ…｣｣｣｣｣
｢ｯ……!!…マジかよ…｣
そんなことも知らずにルンルンする美玲でした
