「グヘェって……もっといい感想ないの?」



「だって…ビックリして振り返ろうとしたらゆりかが帯一気に締めるんだもん!!」



「はいはい」



「ねえねえ!!誰?!」



「あー…他校なんだけど……」




それからその彼の事を聞いて色々わかった



名前は紫乃宮大志 シノミヤタイシ



年齢は同い年



学校は結構近くのところ



でも家はこっちらしい…



ゆりかが強引にナンパされてたときに助けてくれたらしくて、あっちからコクってきたらしい!!



なんか羨ましい!!



あ!!容姿は、ちょっと……ていうより結構チャラい感じで、髪の毛は明るい茶色……オレンジっぽい感じの(あくまで茶色!!)



でも見かけによらず結構優しい人なんだって!!




この人の話してるゆりか、すっごく眼がキラキラしてる!!



恋する乙女の顔だね!!



でも私はチャラいのは嫌かな?



日向くんみたいに、カッコいいのを自慢しないのがいい……って…!!



また日向くんのこと考えてる!!



それも比較してる!!




あああああ!!わからない!!






「それでね!!美玲!!私も大志とお祭り行くから、見かけたら紹介するね!!」



「うん!!オッケー!!」



「じゃあこっちもオッケー!!はい!!ゆるふわお団子ちゃんです!」



「うわー!!ありがとう!!」




髪型はゆるふわのお団子!!



お花の小さな飾りもついていて可愛い!!




あ!!もうそろそろ待ち合わせの時間!




「ゆりか!!ありがとう!!私行ってくる!!」



「うん♪頑張ってこい!!」










白木!!いっきまーーーす!!















コテッ



グヘェ








「下駄で転ばないようにね~!!」








遠くからゆりか姉さんの声が聞こえるッス!!































もう遅いわボケぇ!!