お前の隣はオレの場所

「とりあえず、いろんなことに気を付けよう。それしかない」

靖珂はそう言った。
こういうときの靖珂の言葉はありがたい。
オレはそう思った。

「じゃぁこっちもなんか手を打っとくか!」
「そうだな。それがいい」

湊羽と鎧磨はそういうとなにかをやり始めるために外に出て行った。

何をする気なんだろう。
そんなことを考えながらもオレは崚駕と靖珂と話を続けた。

話を続けているうちにいつの間にか1時間がたっていた。