僕は君だけを見つめてる


「あー!毎朝声かけてくるチャラい男!」

あの男だ。この感じ絶対そうだ!

「チャラいなんてひどい事言うねぇ。チャラくはないよ…」

泣き真似をしながら私を見る。

「チャラいじゃなかった…チャラそうな男!」

「チャラいもチャラそうも変わんないって!」

そう言いながら口を尖らす。

「あ!ごめんなさい」

何故か謝ってしまう。

「ふふっ。怒ってないからいいよ♪」

「………」

「俺は藤坂漣(フジサカレン)。隣の大学の2年だよ。覚えといてね、莉央ちゃん♪」

「はぁ…出来るだけ忘れないようにします」