僕は君だけを見つめてる


「いつ頃…?行けそうだったら連絡する」

「わかった。じゃあね」

プープー
電話を閉じてもう一度目を閉じる。


「…お腹空いたな」

ずっと点滴で栄養入れてただけだから、まともに食事してない。

「食べたいと思えるようになったって事は治ってきた証拠かな?」

ゆっくり体を起こして立ち上がる。
向かう先はキッチン。

「まだ少しフラフラするけど、いい方だな」

冷蔵庫を開けて中を見る。

「何も入ってない。…買い物してないから当たり前か」