初恋は涙色に輝く…



私が、貯水庫の近くまで行くと隆太さんは自分が座っていた横をぽんぽんと手で叩いた。

その動作を見た私は、隆太さんの隣に座ることにした。


座ってみると、案外隆太さんとの距離が近くて驚いた。

そう考えた瞬間、意識してしまうんだから嫌になる。

私の意識は、それほど、隆太さんが座る右側に集中していた。


「てゆーかさ、特に用事はなかったのに3年教室に来たんだ?」

逆にすごいよね。


そう言って、また楽しそうに笑う。


『だ、だからーー。もう、いいじゃないですか…』


恥ずかしいんだから、ぶり返さないでよーー。