初恋は涙色に輝く…



激しくドアを開けたわりに、だんだんと小さくなっていく私。


ーーーああぁ。もう、恥ずかしい……。


「あれー、陽菜ちゃん…?」


後ろから聞きなれた声がした。

ーーーー和馬さん!


助かったーー。と思って振り向こうとしたときだった。


ーーガタッ

と、大袈裟なほど大きな音がなった。


驚いた私は教室へと目を戻す。


窓際の前から3列目。そこに立っている隆太さんが音の発信源のようだった。