3年が襲ってくるなかで、落ち着いてドリブルをやめる光瑠。 え、ちょ。まだ3年のコートの半分くらいの位置だよ!? しかも、いいところにパスする相手いないじゃん!! なにドリブルやめてんのーー!? 私が思わず立ち上がったとき。 光瑠はゴールに向かってボールを投げた。 ーーーは、はぁ!? ありえねーー入るわけねーし!! 綺麗な弧を描いて飛んでいくボール。 そして吸い込まれるようにゴールに入った。 …………………ん? はいっ………た……。 …………入った!?