初恋は涙色に輝く…



1回目の演奏で大分馴れた私たち。

いや、みんなは最初からこんなの余裕なのかもしれないけど。


それでも2回目、3回目と繰り返していく間に大分全体的なまとまりとしても余裕が出てきたと思う。


「みんなのってるかーーっ!」

「「いぇーい!!」」


お客さんが増えれば増えるほどテンションが上がる男子のおかげというべきか。

ライブ会場のような盛り上がりで時間は進んでいった。


午後になり、大分回数を重ねたことで、私も男子達に付いていけるくらいには余裕が出てきた。


『…そんじゃ、この時間ラストの曲!!』


「全員のってくぜーーーっ!」

「「「1、2、3、4!!!」」」


私たちの出し物は全校トップレベルでお客さんを呼び寄せていた。