初恋は涙色に輝く…



結局、橋本くんに光瑠もついていき、2人で大量の食べ物を持ち帰ってきた。


その食べ物を囲むようにして空き教室に5人で座る。


「「「うめーーっ!」」」


どこぞの麦わら帽子を被った海賊のようにガツガツと食べる男子勢。

ちょっと多すぎるんじゃないかと思っていた量だったけど、丁度良い量なんだと知ることになった。


たくさんの食べ物を頬張って、幸せな気分に浸り眠りに落ちようとした3人組を私と瑞穂でたたき起こす。


「起きろー!もう時間だぞー!」

『お客さん来ちゃうよー』


実際には寝てないくせに、タチ悪く起き上がろうとしない3人。


強行手段に入ろうと立ち上がった瑞穂を、私は片手を挙げ、制する。