初恋は涙色に輝く…



「陽菜?」


瑞穂の言葉に、自分が固まっていたことに気がつく。


『…隆太さんに……』


さっき言いかけた言葉の続きを私は飲み込んだ。

不思議そうな顔をしている瑞穂に私は笑顔を見せる。


『隆太さん、明日友達と来るって。友美さんと和馬さんにも久しぶりに会えるね。』

「…そっか、それじゃ明日は頑張らないとだねっ!」

『うん!どうしよう緊張してきた…!』


曇っていた気持ちは一気に晴れた。

久しぶりに隆太さんと会える!

友美さんと和馬さんと隆太さん、あの3人がまた高校に足を運んでくれる。


それは、私にとってとても嬉しいことだった。