中に入ると、嫌でも可愛い雑貨店や、服屋が目に止まる。
それで何度か立ち止まる足を必死に動かしながら、蓮斗くんに置いていかれないようについていった。
「買い出しっつーのも楽しいな。」
頼まれたものを順調に買い物かごに入れ、最後のペンキを選びながら蓮斗くんが言う。
『ふーん、意外。こういうの面倒臭がる人だと思ってた。』
「俺をなんだと思ってる。」
『あははは、怒んなよっ!』
ふざけあっているうちに買い物は終わって、蓮斗くんはレジへと向かった。
私はその間に、混み合っている店内から外れ、通路のベンチに座った。
ベンチに座って落ち着くと、視界の隅の方に映ったアクセサリーショップ。
あ、あそこのアクセ、可愛いかも。
今度来たとき行ってみようかな。
なんて思いながら、その店を見つめていた。



