初恋は涙色に輝く…



私が、褒めちぎられて照れていると、蓮斗くんが教室に来た。


「おいーっす、調子どう?」


「衣装班、順調ー!もうすぐ女子の制服完成するよー!」
「会場班、やや遅れ気味ー。イメージは決まって、看板制作中」
「調理班、良好!メニューのレシピもうすぐ完了!明日くらいから試作に入れそうかなー」


それぞれの班から、進み具合の報告がある。


「おー、いーじゃん。バンド班はまだまだこれからってとこ!」


そう言って私の方を見る。

そ、そんな、思いっきりこっち見なくても良いじゃん…!


「まーちょっと休憩ってことで、なんか手伝うわ。なんかしてほしいことある?」

「買い出し!!」


休憩だって言うのに、容赦なく買い出しを頼むクラスメートに、教室内に笑いが溢れる。