初恋は涙色に輝く…



放課後の作業の時間。

私は教室でイヤホンを使って音楽を聴きながら作業を見ていた。


結構進み具合は順調かもしれない。


そんなことを思っていると、何人かの男女が私の方へ寄ってきた。

不思議に思って片方のイヤホンを外すと予想にもしていなかった言葉が聞こえてきた。


「めっちゃ歌声きれいだなっ!!」
「曲それぞれにあった歌い方してるよねー」
「今、口ずさむように歌ってただけでもすごい綺麗だったから、声量上げたら、もっとよくなると思う!」


目をキラキラさせて言うから、私は一瞬息を飲んだ。


『あ、ありがとう!めっちゃ嬉しい!』


けど、私聞いてるだけのつもりが口ずさんでたんだ…。

すごい恥ずかしいんだけど。