初恋は涙色に輝く…



『あ、そーだ。隆太さん、聞いてくださいよーっ!』

「ストップ。」


突然掛けられたストップに驚いて思わず動作を停止する。


「前から思ってたけど、もう敬語いらねーよ。」

『…はい?』

「もう、今の3年生は陽菜の代だし。な?タメでいこーぜ。」

『…で、でも…』

「でも禁止!強制だからな!」


ううう、先輩は先輩でしょ…?


『はい……いや、あ、うん…?』


私が言うと隆太さんは嬉しそうに笑った。

……私はこの笑顔には絶対叶わない。