初恋は涙色に輝く…



『そーですねー、相変わらず部屋でゴロゴロしてますよーっ』

「勉強は……しねーよな。」


決めつけたような呆れ声で言う隆太さん。


『ひっどいな、ちゃんとやってますよ。進路ちゃんと決めたし!』


最近、点数上がってきてるんだからっ!

てゆーか、忘れてるかもだけど、私なかなかな進学校の高校に、部活じゃなくて、学力で入学したんだからね?

もとから、頭は良い方なんだからっ!!!


「ほう、じゃーその続きは直接聞かせてもらおうかな。」

『え、直接って…?』

「窓。開けてみてよ!」


隆太さんの言葉の意味を理解した私は勢いよく窓を開ける。


『…うそ、本当に……?』

「うん、本当に。今から出てこれる?」

『…は、はいっ!!』


窓の外には、携帯を片手に私の部屋を見上げる隆太さんがいた。