初恋は涙色に輝く…



…と、決心したにも関わらず、帰ってすぐに愚痴りタイムだ。

相手はもちろん隆太さん。


制服を慣れた手つきで脱ぎ、楽な部屋着を着る。

そして、ベッドにあぐらをかいてメールを打ち始めた。


《隆太さーん、聞いてくださいよーー。今日…


ここまで打ち込んだところで、急に携帯の画面が変わって着信音がなる。

画面には《隆太さん》の文字で、それだけで私の胸は大きく高鳴るんだ。


『も、もしもしっ!!』

「おー、すげー早さだな。」


電話越しに隆太さんの笑う声が聞こえてくる。


『ちょうど携帯構ってたんですっ!』

「へー、じゃー今暇だなっ!」


…いっつも、メールとか電話とかしてるのに、何を今さらって感じだよ。