初恋は涙色に輝く…



「ーーーおし、決定だな。」


チョークを置いて、パンパンと手を叩く担任。


私は特になにもしないまま、組織決めは終わった。

嬉しいことに、学級委員的な性格の人が多くって、決まるのはあっという間だった。



あー、隆太さん、なんかやってそうだな。

意外と、そーゆうのやる人だからなー。


多分、信頼とかどうとかで、やらされるんだと思うけどね。



「帰ろーぜ。」

『おーぅ。今日は部活ないん?』

「初日からあってたまるかーってね。笑」

『そりゃそうだ。』


なんだかんだで、早く帰れることになった私たちは、気まずそうな雰囲気の他のクラスを通りすぎた。